スタンディングストークテスト

フィットネステスト

✅ 結論:片足つま先立ちの保持時間を測ることで、「静的バランス能力(体の安定性)」が簡単にチェックできます!

ストークテストは、その場に静止した状態でどれだけバランスを保てるかを測定するテストです。特別な機器は必要なく、シンプルでどこでも実施できるのが特徴です。

スポーツ選手の体幹バランスの確認や、子ども・高齢者の転倒リスクの予測など、幅広い場面で使えるシンプルなテストです。


📋 実施方法(左右それぞれ行う)

準備:

•室内の安全な場所(滑らない床)

•ストップウォッチ

•アシスタント(記録係)

テストの実施方法

実施手順:

① 10分間のウォームアップを行う

② 両足で立ち、手は腰に添える

右足を上げて、右足の足裏を左膝の内側に当てる

④ 「スタート」の合図で、左足のかかとを上げてつま先立ちになる

⑤ この状態を可能な限り長く保持する

⑥ 左かかとが床に着いたり、右足が膝から離れたらテスト終了

⑦ 記録した時間をメモする

⑧ 3分間の休憩後、反対の足で同様に実施

評価

このテストについては、標準的なデータは以下の通りです。

Johnson & Nelson (1979):16〜19歳の全国標準

評価 男性(秒) 女性(秒)
50秒以上 30秒以上
平均以上 41〜50秒 23〜30秒
平均 31〜40秒 16〜22秒
平均以下 20〜30秒 10〜15秒
20秒未満 10秒未満

Schell & Leelarthaepin (1994):一般的な男女基準

評価 男性(秒) 女性(秒)
50秒以上 27秒以上
平均以上 37〜50秒 23〜27秒
平均 15〜36秒 8〜22秒
平均以下 5〜14秒 3〜7秒
5秒未満 3秒未満

📈 結果の活用方法(Analysis)

•1回のテスト結果だけでなく、定期的に実施し、変化を見ることでバランス能力の向上や低下を把握できます。

•トレーニングの効果測定としても有効です。

👥 対象者(Target Group)

このテストは全ての人に適しているが、テストが禁忌である個人には適していません。

✅ このテストのメリット・デメリット

•◎ メリット

•特別な器具が不要で、どこでも実施可能

•測定が簡単で複数人同時に実施できる

•子どもから大人まで幅広く実施可能で、汎用性が高い

•△ デメリット

• テストには第三者の記録補助(アシスタント)が必要

環境(床の滑りやすさなど)によって結果に差が出る可能性がある

参照

1.JOHNSON, B.L. and NELSON, J.K. (1979) Practical measurements for evaluation in physical education. 4th Edit. Minneapolis: Burgess
2.SCHELL, J. and LEELARTHAEPIN, B (1994) Physical Fitness Assessment in Exercise and Sports Science. 2nd Ed, Leelar Biomedisience Services, Matraville, NSW. p. 327

関連文献

以下の参考資料は、このトピックに関する追加情報を提供しています。

・HUNGERFORD, B. A. et al. (2007) Evaluation of the ability of physical therapists to palpate intrapelvic motion with the Stork test on the support side. Physical therapy, 87 (7), p. 879-887
・SUNG, P. S. et al. (2010) Lumbar spine stability for subjects with and without low back pain during one-leg standing test. Spine, 35 (16), p. E753-E760

参照文献

MACKENZIE, B. (2000) Standing Stork Test [WWW] Available from: https://www.brianmac.co.uk/storktst.htm [Accessed 3/4/2020]
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