高校野球のためのピリオダイゼーショントレーニング⑨

スポーツ:高校野球

対象:新入生(15歳)

試合期が終わると、再び筋肥大期に戻り最大筋力パワー維持期と移行していきます。

解剖学的適応期間を取り入れていないのは、すでに4月から2ヶ月間適応期間を設けており、その後も継続してトレーニングを行なっているためです。ですので怪我などにより長期間トレーニングから離脱していた場合は解剖学的適応期間を取り入れるといいでしょう。

3月に行われる春季都道府県大会に向けて、今までの期間・負荷・セット数などが記載してある表(トレーニングパラメーター)を参考にしながら予定を組んでいきます。

そして4月に大会が終了し、夏の大会に向け準備して行くのですが6月下旬から始まっていくことを考慮すると、期間は2ヶ月程しかありませんのでここでは筋肥大期は設けず最大筋力期から初めていきます。ですので、3・4月の試合期も継続してトレーニングを行なっていくことで筋力を維持し、次の段階に移行しやすい状況を作っておきます。以前の章でも述べましたが、最大筋力からパワー期の移行は徐々に行なっていきますので最大筋力1ヶ月・パワー期1ヶ月と分けるのではなく、両方行なっていきながらそれぞれのトレーニング量を調整していくといいでしょう。

試合が続いてきますと、身体的な疲労はもちろんですが、精神的疲労にも目を向ける必要があります。筋細胞などの生理的回復が約3日程要するのに対し、心理的・精神的回復には長くて7日かかることもあると言われています。精神的回復が十分でない場合はストレスが高まっていきパフォーマンスにも影響をきたします。さらには精神的ストレスは筋緊張も高め怪我のリスクも高め、また身体にも多くの悪影響を及ぼしますので、心理的・精神的回復療法も取り入れていく必要があります。

テクニックとしましては、ヨガ・瞑想・呼吸コントロールなどがあり、もちろんプロフェッショナルの方にカウンセリングを依頼するのもいいでしょう。

私自身も瞑想は約一年ほど毎日行なっておりますが、明らかな変化を感じることはまだできていません。しかし精神の安定には役に立っているのではないかと感じてはいます。

タイトルとURLをコピーしました