スポーツ:高校野球
対象:新入生(15歳)
トレーニング段階:筋肥大期
目的:
解剖学的適応期間が終わり、負荷に対する関節の適応が進んでいき、より高重量を扱う期間に移行していきます。
まず筋肥大期に移行した1週目に最大挙上重量(1RM)テストを行います。
私は以下の4種目を行います。
・ベンチプレス ・スクワット ・ベントオーバーローイング ・ショルダープレス |
測定方法についてはすでに選手たちはフォームを習得しているとはいえ、1回目の測定にて最大挙上重量(1RM)テスト法を使用するには少し不安があるので3-10 RMテスト法で測定します。
3-10 RMテスト法のやり方
- 各エクササイズでウォームアップセットを行います。このセットでは、10レップを簡単に行うことができる重量を扱います。
- 十分な重量を追加して、10レップを実行できるようにしますが、10レップ以上はする必要はありません。
- 次に、3~10レップの間のどこかで失敗すると予想される重さをかけます。
- RM換算表にて、換算された1 RMを見つけます。
4-6RMテスト法
また別の方法にて最大挙上重量(1RM)を測定することもできます。
4~6回持ち上げることができる最も重い重量を見つけて、次の公式に代入します
上半身用 ・(4-6RM x 1.1307)+ 0.6998 下半身用 ・(4-6RM x 1.0937)+ 14.2546 |
例:
60kgのベンチプレスが5レップ出来たと仮定します。
上半身用の公式に代入すると
・(60 x 1.1307)+ 0.6998 = 68.5418
ですので、あなたの最大挙上重量(1RM)は「68.5kg」となります。
それぞれの測定が終えたら筋肥大期の計画に移っていきます。
計画方法につきまして次回述べていきます。
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